2022/07/06
不動産競売 実例③
世の中には「土地と建物の所有者が異なる」という不動産が多数存在しています
よくある事例としては土地はお父さん、建物は息子さん など身内であれば左程問題ないのですが
土地と建物の所有者が全くの他人というケースも多々あります。そのような不動産を売買していくにあたり、通常の売買であれば各当事者が話し合いをし、各々取り決めをしていく流れになるのですが
競売物件の中にもこのような物件が出てくる事がよくあります
競売でこのような土地を買受し、建物を訪問し、居住者の方と話合いを重ね退去して頂き、建物を解体 整地し(古家の場合)、測量し、住宅用地として再販していくのですが結構大変な道のりを経て再販されていくのです
建物はあくまで別の方の所有であるため、所有者が退去に応じない事も想定しておかなければなりません
応じない場合は地代家賃を貰うなど次のステップへ進むわけですが、それも中々一筋縄では進まないケースもあり、各自言い分、諸事情が絡んできますので複雑化してしまう場合もあります